prism-REI 08’1th.2th


■1月11日(金)■17:00〜18:00
今年始めのREIくんのPRISM.


■1月25日(金)■17:00〜18:00
REIくんのPRISM.


■1月31日(木)■17:00〜18:00
REIくんのPRISM.


■2月1日(金)■17:00〜18:00
REIくんは昨日(振替日)に引き続き、今日も元気にやって来た.パッと見ただけでは表情の読みにくいREIくんだが、とてもハリキッテいるように見えるのは私の思い込みではない.製作の様子を観察していると、その取り組みにおける自発性の度合いや製作中の目の輝きなどから、ここ数年の間に彼の創作に対する意欲が確実に高まってきているとわかる.それも最近は並々ならぬ意欲と言っていいだろう.集中して製作しているものを不測の事態で中断されたりすると、顔に不満の色さえ見せるようになった.ほとんどの活動に対して受動的だったREIくんにとって、これは素晴らしいことだと言える.
昨日のワークは絵画だったので今日は粘土.REIくんの一番好きなワークだ.まず最初に ローソク、笛、お祈りと始まり、恒例の筆談で今日もREIくんは興味深い内容を書いて見せてくれた.REIくんの筆談は特徴的で、ランダムな記憶の記述に混じって、時に自分の気持ちや、ごくまれに啓示的といえるような文、または単語が現れる.それで今回 私はそちらに集中するあまり、瞬間的に段取り(すぐ次に行うオイリュトミーと粘土)のことを忘れてしまっていたのだ(何というダメ先生だろう!).すると、彼が私に催促を…紙に(独特な文字で)、「おいりゅトミー」、「ねんど」と書いてくれたではないか.すごい積極性!自発性の発露!・・・「ああ そうだよね、Reiくん ごめんね」と謝りつつ、最悪の教師ぶりながら図らずもそれが効を奏したようで、かなり嬉しい私だった.
また、今日は他にもトピックがある.粘土の形態が前回よりもずいぶんダイナミックになってきたこと.指先でチョコチョコっと粘土をつまんでは、それを重ねていくのが好きなREIくんだが、手の動きが全体的で大胆になってきている.もうひとつ、教室の終わりに黒板に動物の絵を描いたこと.七福神などの好きなキャラクターや友だちなど、これまでも人間の線描画はあったが、動物は今日が初めて.顔だけだが「キツネ」と「牛」で、横に説明の文字も書いている.それぞれの動物の特徴を、なかなかよく捉えていて驚いた.言葉の理解はかなりあると思うREIくんだが、視覚的な認識力と表現力がここまで上がってきているのだな…、うん、すごい.ちょうどその場にいらしたお母さんも驚かれ、「最近 Reiくんのエポックメイキング的な作品が多いですね」と、とても喜ばれていた.

    




■2月8日(金)■17:00〜18:00
REIくんは最近ずいぶん変わったように思う.只今6年生、第二次性徴期を迎えて もちろん身体の成長は目に見えて著しいわけだが、情況のほうも その変化が表に表れるようになって、とても解りやすくなってきた.そのことには様々な理由があるだろうが、やはり毎週(月)4回アトリエに来ているということも要因のひとつだと思う.彼の中の「対象」に対する慣れや、そのことから生じる安心感は、内面の表出を助けるだろうし、毎回行うワークがすでに習慣の領域に入ってきているので、見通しがつきやすく、その結果 対象が人であれモノであれ コミュニケーションを楽に行えるようになった.また、こちら側(受け入れ側?どちらも相互に 投げ手・受け手ではあるのだが…)の課題として、彼に対する理解度の高まりや心もちが変わってきているということも、大きく影響しているにちがいない.つまり、そのような「相乗効果」というものが 期せずして 生まれているわけだ. そしてさらには、ご家庭や学校での努力もあるのだろうと思う.
さて、今日もいつのもように一連の儀式を厳かに(REIくんにはそういう雰囲気がある)終え、いつものように筆談でおしゃべりをする.とても自然なコミュニケーションだ.最近の私は「REIくんの字が読めるようになった」と、自分で感心している.独特で絶妙のバランス感を伴った、まるで現代書道家のもののような彼の字.お母さんは何の苦もなく普通に読まれるが、私には最初はほんとうに難しかった.でも、一所懸命に読もうと努力して、だんだん字体のパターンが見えてくると、あるとき急に視界が開ける瞬間が訪れた.外国語の習得のような感じかもしれない.そして、こちらの理解が増せば REIくんのほうももっと解りやすく書こうとするし、ここから先はさらにスムーズになって行くことだろう.
でも考えてみたら、この体験を逆に置き換えることで、ハンディキャップをもつとされる子どもたちの情況がよく理解できるようになると思う.彼らにとって絶対的に必要なのものは 「時間」.他にも 「繰り返し」や「習慣化」、「焦らない態度」、理解に向けた努力の先にある「喜び・楽しみ」といった「期待感」「見通し」、そして対象が「好きであること」…などかな.経験的にそうものが大切なのだと確信している.
そして、今日のワークは水彩(ぬらし絵).REIくんは粘土が好きだし、前のクラスの子どもが粘土をした形跡を見つけて、そちらに心惹かれている様子だったのだが、私が最初に「先週は粘土だったから今日は水彩画を描きますよ」と言っていたもので、ちゃんと自分の気持ちをコントロールできた.その代わり メインワーク の余った時間には、ずっと時間をかけて取り組んでいる 蜜蝋粘土のワークをやってもらった.REIくんはこれが大好きで、時間があれば延延とやっていたいようだ.彼にとってはまだ途中のようだが、写真を撮らせてもらった.蜜蝋粘土は半透明のものなので窓辺に置くと光を透かして、こんなにきれい!ぬらし絵も今日のテーマの「黄金色」が輝いている.

   

   


■2月15日(金)■17:00〜18:00


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