about atelier-PRISM
1.atelier‐PRISM
アトリエ・プリスムは造形教室です.主に ハンディキャップをもっている子どもたちが通ってきています.ドイツの社会思想家 ルドルフ・シュタイナーの提唱したアントロポゾフィー(=人智学)の人間観を基に、絵画や粘土などの造形活動を指導しています.シュタイナーは、ハンディキャップをもつ子どものことを「魂の保護を必要とする子どもたち」と表現し、「治療教育こそが教育の基本である」と言いました.その「治療教育」の考え方と方法を学び、一人ひとりの抱える課題と真摯に向き合いながら、治療的な要素をふくむさまざまな芸術的アプローチを行っています。
2.ルドルフ・シュタイナー
18世紀後半のオーストリアに生まれ、19世紀にかけてドイツで活動した社会思想家.
3.マンツーマン指導
プリズムには現在 小学〜高校生まで 約25人の生徒が在籍しています.そのほとんどが (重~軽度の)知的障がいをもつ子どもたちで、自閉症、ダウン症、ADHD、アスペルガー症、広汎性発達障害、発達遅滞、他に診断名をもたない子どもも数名います。しかし、診断された医学的名称に関わらず、一人ひとりの子どもたちはそれぞれに異なる個性を備えており、その個々の必要性を満たし、繊細なケアを行うためには、マンツーマンの指導が必須だと考えています。
4.アトリエ‐RAUMについて
PRISMのアトリエには RAUMというフリースペースを使用しています.マンツーマンの教室としては広すぎるくらい余裕あるスペースです.床は天然木なので裸足で歩くと心地良く、また とても静かな環境なので 子どもたちは落ち着いて創作活動に取り組むことが出来ています.RAUMでは 他にも シュタイナー関係の学習会や芸術活動などが行なわれています.
5.画材について
プリズムで使っている画材について説明します。ぬらし絵に使用している透明水彩絵の具は ドイツ・シュトックマー社で製造されているもので、たいへん発色が良く、身体にも無害な原材料でできています。また、みつろうクレヨンは蜂が巣を作るときに口から分泌する自然成分が主原料なので、子どもが万が一口に入れても安心ですし、硬質なのでベタつかず美しい描き上がりが得られます。他にも、草木染の羊毛やシルクの布などの天然素材でできたものもよく使用します。色がやさしく、触り心地がとても良いので、子どもたちは大好きです。
6.道具を選ぶ 例:楽器、シルク
ラウムは、シュタイナー教育の専門店ペロルの奥に併設しています。プリズムで使用する絵具やクレヨン、粘土や紙などは、ほとんどペロルで調達することができて、とても便利です。ペロルには他にも、ドイツのアントロポゾフィー関係の工房(コロイ・アウリス・ザーレムなど)で製造された木製の笛や、グロッケン、ライア、太鼓など、シュタイナー教育で使われる楽器が豊富に揃えられています。「治療教育」のコンセプトに基づいて作られたこれらの楽器は、音がとても繊細でやさしく、プリズムでも造形活動の合間によく使っています
Since : 2008.02.16
← Back
/
Top
/
Next →